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青山剛昌ふるさと館。

青山剛昌ふるさと館

 
 

鳥取砂丘から車で少し走ったところにある「青山剛昌ふるさと館」。

 
 

青山剛昌ふるさと館

 

青山剛昌ふるさと館

 
 

小学生の頃、週2回通っていた耳鼻科の待合室で読んでいたサンデーで、YAIBAを読んでいました。

その後連載がはじまったコナンの1話もその耳鼻科で読んだ時のことを覚えています。
色々な知識を教えてくれています。本当にすごいですよね。

 

掃除は上から。
ということを意識するようになったのもその頃からです。

 
 
 

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

 
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
 
[「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? (山口 周さん著)」]
 
 
 
 
潜在的に感じていたことがそのままタイトルになっていて驚き、拝読しました。
 
 
 
いわゆる経営学で学ぶ「論理的思考」ということだけではこれからの時代のビジネスは戦えないというお話で、非常に共感しました。
 
もちろん「論理的思考」が不要ということではなく、”それだけ”では結局みんなが同じ考えになってしまい、どの企業も同じ戦略になるのでコモディティ化してしまう。数値化できるような解答では、AIでもできるでしょう。
 
そこで差別化の重要な要素として「美意識」が必要不可欠になってきています。
 
 
 
2010年代に入ってからは特にそう感じていて、今は多少後発でも上手にブランディングしてあっという間に業界トップになる企業もありますよね。
 
例えばCtoCのフリマサービスはたくさんあったし、ファッションのECサイトなんて数えきれないくらいある。
レシピを無料で見られるサービスなんてもう当たり前すぎるけど、ほんの数年前にできたベンチャー企業の価値が非常に高かったり。
iMacやiPod,iPhoneあたりを出した頃のAppleもよく取り上げられる良い例です。日本でいうとここ数年のマツダも素敵。
 
 
どうやらその「美意識」の中には、「ワクワクする!」とか「なんかいいじゃん!」という数値的では測れない価値があるんでしょうね。
 
もちろんビジネスモデルや仕組み・機能・サービスが優れていて、それは論理的であるんだろうけど、ただそれだけでは余程の参入障壁がなければ真似できてしまいますもんね。
 
 
 
 
 

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書)

 
 
 
でも残念なことに、「美意識」がビジネスに役に立つことに気が付き、具体的に取り組んでいる経営者やコンサルが日本にはまだまだ少ないと感じます。
本書にもあるように、千利休の力は偉大だったんだろうな。
 
 
 
 
どう自社をブランドデザインをしていくか。
企業のアイデンティティをどうビジュアル表現し、世の中に伝えていくか。
ここから数年は、どんな規模の企業にもブランディングへの取り組みや投資は非常に重要となります。
大企業もそうですが、中小企業や個人事業の方は特に必須の大きな課題になるでしょう。
 
 
 
 
 
先日の「フランス人がときめいた日本の美術館」の記事でも書きましたが、日本には古くから素晴らしい美学があります。ただ、ビジネス界においてどうやらここ数十年は忘れてしまっていることも多いように感じます。
 
昔の商いはもっと美を意識していたはず。日本人が持つ美的センスのアイデンティティをもっと強みに生かしたいですよね。
 
 
 
この事実を経営者や現場にどう伝えるか、どう取り組んでもらうか。
みんなをワクワクさせる!という目線を持ってくれるかどうか。
 
人口減の苦境の中、日本企業を活性化させるためにはクリエイターやコンサルはもっと頑張らないといけないと、年の瀬に偉そうに今年の反省を踏まえながらヒシヒシと感じ、来年の大きな取り組み課題としたいと思います。
 
 
 
 

新潮文庫プレミアムカバー2018。

 
新潮文庫プレミアムカバー2018
 
新潮文庫プレミアムカバー2018
 
[「人間失格(太宰治)」, 「こころ(夏目漱石)」, 「盗賊会社(星新一)」]
 
 
 
書店でジャケ買い。
ついつい買ってしまうこの誘惑はデザインの力ですな。(持ってる文庫もあるのに)
 
 
 
本が読みたくて、最近は電車で移動するのが楽しみです。
もちろんスマホでも読めるんだけど、電車では紙の本が好きかな、やっぱり。
 
 
 
恥の多い生涯を送って来ましたな。
 
 
 
 

フランス人がときめいた日本の美術館。

 
フランス人がときめいた日本の美術館
 
[「フランス人がときめいた日本の美術館」 ソフィー・リチャードさん(著),山本やよいさん(翻訳)]
 
 
 
いつかの日曜美術館を観て、足立美術館に行ってみたいなと思いました。
 
 
日本人に生まれながら、まだまだ知らない日本の美が山ほどあります。
海外の方から教わることもたくさんあり、勉強になります。
 
 
 
 

フランス人がときめいた日本の美術館 (単行本)
 
 
 

まだまだ現実に目を背けている企業が多いから。
-「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」

 
GAFA 四騎士が創り変えた世界
 
[「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」 (スコット・ギャロウェイさん著)]
 
 
 
Google、Apple、Facabook、Amazon。
 
 
 
 
GAFAたちの便利さや欲の満たされるサービス・商品にボク自身もいくつか取り憑かれているけど、これらは日本の中小企業はもちろん大企業でも恐ろしい存在になっています。
 
戦後70年あまり、日本のビジネスは大きく変わりましたが、その中でも直近の10年間はビジネスの根底を変えてしまうくらいの変化でした。
 
それも、この非常に優秀で非常に少人数のGAFAたちのアイデアと行動力と技術とデザインとセンスで。

 
 
 
 
 
GAFAを利用すれば利用するほど、もともと利用していたお店やサービスを利用しなくなったことに気が付く。
ただそのお店やサービスたちに、ボクは”さよなら”も言わずに離れている。
 
 
後継者問題もある日本で、これでは中小企業の数は増えるはずがない。
(※2009年420万者→2014年381万者)
 
 
 
 
3年ほど前にシリコンバレーを見たときに感じた恐怖が、今はもっと大きくなっています。
 
シリコンバレー拝見
50ミリブログ「IT業界のイメージと、シリコンバレー」
 
 
 
 
 
この現実は分かっているようで、目を背けてしまっている企業さんがまだまだ多い。
 
資金力と優秀な人材を溜め込んだGAFAはここから10年したらどうなるのか予想もつかないけど、もっと多くの企業の既存のビジネスが大きく揺さぶられるのは想像がつきます。
 
今の子供たちが大きくなった頃の世界はどうなっているんだろう。
既存のビジネスは”現状維持”を目指すのも難しくなるでしょう。
 
 
 
 
ボクらはその状況やこれからの劇的な変化にどう役に立てるか。
どういうアイデアと行動と技術とデザインとセンスで立ち向かえるか。
 
 
 
かなり難しい問題ですが、頑張らないといけないですね。
取り返しがつかなくなる前に。
 
 
ぜひご一読ください。
 
 
 


the four GAFA 四騎士が創り変えた世界
Amazon.co.jp

 
 
 
 

これからのコンサルの役目について考えてみる。
-「AI時代のコンサル業界 消えるファーム、生き残るファーム」

 
AI時代のコンサル業界 消えるファーム、生き残るファーム
 
[「AI時代のコンサル業界 消えるファーム、生き残るファーム」 (藤井 秀樹さん著)]
 
 
 
連日、AI関連の記事が新聞に載っていますが、AIには期待とその反面の不安があると思います。
不安の一つは、自分たちの仕事が取って代わられてしまうのではないこと。
正直、それはあると思います。
 
 
士業もAIによる代替可能性が記事に載ることもあります。
根拠の詳細は良くわかりませんが、AIによる代替可能性は、行政書士が93.1%、税理士が92.5%、公認会計士が85.9%などとかなりの高い数値のようです。(調査方法や時期によっても異なると思いますが)
 
代替可能性が低い士業としては弁護士が1.4%、そして中小企業診断士は0.2%とかなり低い数値のようです。
 
 
ただ、診断士の勉強をする中で、またはコンサル業務をする中で、そんなことはないだろうなと感じていました。
むしろAIを活用したいな、早く使えるAI出ないかなと思う業務も沢山あります。
そんな時この書籍に出会い、ついつい読み込んでしまいました。世の中の予想のアンチテーゼ。
 
 


AI時代のコンサル業界 消えるファーム、生き残るファーム
Amazon.co.jp

 
 
 
コンサルとして使えるAIはいつか。10年後?5年後?もしかして来年?
 
それによってもちろん仕事の一部が無くなるかもしれないけど、それは無くなるというより人間が時間を費やしてやることではなくなるということで、スピードも上がるし他のもっとも重要であるクリエイティブなコンサルに注力できるので僕としては嬉しいです。支援先の企業さんにとっても非常に良いことだと僕は予想しています。
 
 
 
だからこそ、コンサルはただのリサーチ屋や申請書の書き屋になるのではなく、人間の脳ミソにしかできないことを突き詰めないといけないですね。
 
 
よし。
 
 
 

センスは生まれついてのものではない。
-「センスは知識からはじまる」(水野学さん著)

センスは知識からはじまる
 
[「センスは知識からはじまる」 水野学さん著]
 
 
中小企業診断士としての活動をする中で、あまりクリエイティブを意識されたことのない企業さんや士業の方とクリエイティブについてのお話をする機会が増えました。嬉しい限りです。
 
 
その中で、「センスがあるからそういう発想ができるんですよね」「私にはセンスがないから」という言葉を良く耳にするようになったので、その時はこの本をオススメするようにしています。
 
(もちろん水野さんと面識などありませんので勝手に、です。)
 
 
 
 
クリエイターとして活動していると周りの方々も必然的にクリエイターが多くなるのであまり気にならなかったのですが、やっぱり「センス問題」というのは、クリエイターではない方のクリエイティブに対する壁になってしまっているのかもしれません。ボクも昔はその壁がありました。
 
 
 
「センス」は写真やデザインのセンスだけでなく、サッカーのセンス、経営のセンス、ファッションセンス、音楽のセンス、営業のセンス、プレゼンテーションのセンス、文学的センス、数学のセンスなど、いろんな物事に「センス」とつきます。
 
 
大辞林によるとこんな解説です。
 
物事の微妙な感じや機微を感じとる能力・判断力。感覚。 「ユーモアの-」 「 -に欠ける」
– 出典:三省堂大辞林 第三版

 
 
 
 
やっぱり「センスがあるなぁ」と思う方と話をすると、その分野においての知識はものすごいあります。これはほぼ100%と言ってもいいくらいじゃないかな。
 
写真がうまい人はやっぱり写真に詳しいし、デザインセンスのある方はデザインに詳しい。
サッカーうまい人はやっぱりサッカーに詳しい。音楽センスがある方は音楽に詳しい。
経営のセンスがある方はビジネスや世の中の動きに詳しい。
プレゼンテーションのセンスがある人は、どんな展開や資料のデザインや声のトーン・スピードだとその時のお客さんに伝わりやすいかを知っています。
 
まずはすごい知識量があって、その中で判断力を養い、微妙な違いも感じ取るようになり、自分のスタイルを見つけている方が多いのかなと感じました。
 
 
 
知りたくなって、調べて、知識が増えて、没頭して、自分でアレンジして好きなスタイルを見つけて。
 
 
決して生まれた瞬間から身についているものではなく、そういった経験が「センス」を養っているんでしょうね。
それを分かりやすく具体的に伝えている、とても素晴らしい本だと思いました。さすがです。
 
 


センスは知識からはじまる
Amazon.co.jp

 
 
 
 
ボクの夢は、企業さんをはじめ一般の方にももっともっとクリエイティブの楽しさやその力を知ってもらい、ビジネスや生活にも応用されていくことで、もっともっと良い国・良い街になって欲しいと思ってます。偉そうだし壮大だけど、結構本気です。
 
 
 
水野さんのおっしゃる通り、「技術」がピークを迎えると、人は「センス」に向かうと思います。
もう日本は「センス」が重要になっている時代。それが独自性と差別化になり、あらゆるビジネスがコモディティ化する中で企業の存続に関わってくる問題だと思います。
 
 
 
例えば経営状況をどうにかしたいのであれば、どんなコンサルと組むか。
プロモーションをどうにかしたいけど社内の人材資源では難しいのであれば、どんなクリエイティブディレクターと組むかが大切になってくると思います。その選択にもセンスが必要なので、まずは知識を得ることが大切なのかもしれません。
 
 
 
意外なのは、中小企業診断士をはじめコンサルタントにクリエイティブに詳しい方が少ないこと。
クリエイティブがビジネスを強くしていくための要素であるならば、これは国を挙げてでも増やしていく必要があるのでは?と今は感じています。
(Eテレは「センス」を分かりやすく身につけられる番組を結構放送してますね。)
 
 
 
だからこそ、ボクのできる限りではありますが、撮影のときでも、クリエイティブディレクターとして活動するときも、コンサルのときでも、写真教室のときでも、そういったクリエイティブ・マインドを知ってもらえるように、ボクが学び経験してきたことは、まずは「知識」としてたくさんお伝えしていきたいなと、そんな役割を担いたいなと思っています。
 
 
 
ということで、ボクももっと磨かないとですね。
 
メッシやC.ロナウドのようなスーパーヒーローにはなれないかもしれないけど、「名前も知らないけどセンスいいなぁ」と思われるようになりたいですね。
 
 
 
 

仕事をつくる。

 

20161130_shigotowotsukuru_a

 

 

数年前、直島のANDO MUSEUMに行ったときに購入した、安藤忠雄さんの「仕事をつくる」。

仕事への向き合い方をとても参考にさせていただいています。

 

 

地中美術館もかなり時間をかけてまわりました。

 

 

20161130_naoshima

 

20161130_shigotowotsukuru_b

 

 

仕事を「つくる」という表現が好き。

「もらう」とか「奪う」じゃなくって。

 

 

すべての建築に全力で、まさに仕事をつくってきた安藤忠雄さんの人間性がすごく刺激的。一般的には表には見えないけど、努力して苦労して。緊張感に包まれた中で様々な体験をして。

だからこそU2のボノとの光の教会や、個人的に尊敬する佐治敬三さんなどとの素敵なエピソードも生まれるんでしょうね。

 

 

 

努力して苦労して、「つくる」。

依頼主さんの「仕事をつくる」ための写真を撮れるよう頑張ります。

 

 

 

 

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こんにちは。
オルタナクリエイツです。

オルタナクリエイツは、広告写真家で中小企業診断士の佐治秀保が主宰するクリエイティブ&コンサルティングオフィスです。

「ワクワクするような」をテーマに、経営目線におけるブランディングや広告プロモーション戦略・ビジュアル面の方針策定(クリエイティブ・ディレクション)をはじめ、撮影・デザイン・コピーライティング・ロゴ制作・名刺・カタログ・Webサイトなどの実制作やビジネス向け写真講座まで、ビジネスの戦略&クリエイティブ・パートナーとして活動しています。

「収益性を向上したい」「ブランド力を高めたい」「従業員の写真撮影スキルを高めたい」などの経営の悩みから戦略を立て、顧客等のステークホルダーからのコミュニケーション(問い合わせ・購買・発注など)を創造するための"ワクワク!"できるようなクリエイティブを創作していきます。



Office & Studio Making Movie

Client Data

「クリエイター」×「中小企業診断士」の目で。

企業の経営戦略に、クリエイティブ戦略が重要視されるようになってきました。
しかし、実際にはクリエイティブについて苦手意識のある企業さんは多いように感じられます。

コンサルタントの国家資格である「中小企業診断士」は27,000名以上の登録があるようですが、その中でクリエイター出身は数える程度しか存在しないようで、まだまだ日本においてはクリエイティブと経営戦略はまだ少し距離があるように感じます。

ビジネスに有効であるクリエイティブな思考を経営戦略の視点に持ってくることで、実は解決できる課題が数多く存在しています。
クリエイターで中小企業診断士という一風変わった肩書きかもしれませんが、「ビジネスの役に立つ」クリエイティブを創出していきたいと考えています。

Profile

オルタナクリエイツ 代表

広告写真家 / 中小企業診断士(経営戦略・DX・クリエイティブコンサルタント)

佐治秀保 - SAJIHIDEYASU



名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、(株)NTTデータ入社。約5年間、主に金融機関向けのシステム開発やITコンサル・企画などに携わる。その後、都内広告代理店のコマーシャルフォトスタジオにて広告やファッション写真家として3年間の修行・活動を経て独立。
2010年、バックパッカーで26ヵ国の世界一周。
2011年より拠点を地元の名古屋に移し、写真と広告事務所NoThrow(ノースロー)設立。
2016年クリエイティブ&コンサルティングオフィスとしてオルタナクリエイツ設立。
プロモーション戦略立案のスキルアップのため中小企業診断士資格取得。
2021年に古いビルをフルリノベーションしたハナヤナギビルに移転とともに、「ビジネスの見える化で、強いビジネスをつくる。」をコンセプトとした経営戦略コンサルティング会社株式会社ビジネスのかんさつ設立。
2018年〜2023年まで(独)中小機構 実務支援アドバイザーとしても活動。
2022年〜国際ファッション専門職大学非常勤講師就任。

美しいだけじゃない、企業さんのストーリーが伝わるクリエイティブを心掛けています。




Philosophy - 理念

「クリエイティブ戦略」を通じて、ワクワクする世の中を創造すること。




ただ、残念ながら。

ひとつひとつ丁寧にクリエイティブに取り組ませていただいているため、残念ながら年間にお引き受けできる案件数はあまり多くありません。またコスト面も考え、最適な最小人員で取り組んでおります。ただし、お引き受けさせていただいた場合は精一杯お役に立てるよう努めます。広告プロモーションや広報活動の方向性に悩み中の場合はご相談ください。

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