FAQ



Q. クリエイティブとはなんですか?

クリエイティブとは、辞書を引くと「創造的」「独創的」という意味がありますが、オルタナクリエイツではビジネスにおけるクリエイティブとは、「人の心を動かすための活動」であると定義づけています。

決して、「正確な描写で絵が描ける」「繊細な写真が撮れる」「音程を外さず歌が歌える」というものではありません。それらもスキルとしては大変有効ですが、「人の心を動かす」まではいかないことがあるからです。

広告制作に、「クリエイティブ」という言葉を使うことがよく見られます。「広告クリエイティブ」という表現をする場合もあります。
それは広告というものの目的が、「人の心を動かすこと(→その先の消費行動を促すため)」にあるもので、ただキレイなものを創ることが目的ではないからです。

もちろん、美しさは不要ではありません。美しさとは、一人一人価値観が違う世の中で、解がない問いかもしれません。しかし、美には瞬時に人の心を惹く力があります。それはロジカルなものではなく、感覚的なもので、何故心を惹くかの理由はうまく言えないことも多いです。美しさはビジュアルの良さだけでなく、言葉や心や所作、仕組みや関係性や戦略など様々なところに現れます。それはいつも刺激的で、これからもその感覚を持ってクリエイティブに取り組んでいきたいと考えています。


Q. ディレクションとはなんですか?

"Direction"は、方向・方位・指揮・指示・行き先 etc.という意味があります。
オルタナクリエイツでは、「方向づけをすること」と定義しています。

例えば「広告」というコミュニケーション活動をするためのディレクション業務では、企業の特定の課題に対し、"誰に・何を・いつ・どこで・どんな方法で企業の伝えたいことを伝えるのか"などのコンセプトやその方向性を考え、また、ビジュアルなどの表現方法のアイデアを考えたり完成までチームを引っ張ったりする役割のことを指します。

それらを実施する方々がクリエイティブディレクター(コンセプトづくりやチームをまとめる人=クリエイティブ全体の方向づけをする人)、アートディレクター(ビジュアル表現を決定する人=ビジュアル面の方向づけをする人)と呼ばれています。


Q. なぜディレクションが必要なのですか?

ディレクションにより広告コミュニケーションのコンセプトや表現方法のアイデアがある程度固まった上でデザインや写真・動画の撮影などの実制作をするため、非常に重要な役割になります。(※下図「広告制作の主な流れ」参照)

大企業さんやブランディングがしっかりしている企業さんはこのディレクションを社内もしくは大手広告会社さんとしっかり詰めていることが多いですが、中小企業さんではディレクション作業が行われず、いきなり撮影やデザインを発注してしまうことが多く見られます。

ディレクションがされていない状態で「いい感じに撮影してくださいね」「あの売れてる企業みたいなキレイなデザインしてよ」と言われたクリエイターは本当にそれが意味があるのか何の為なのか目的やゴールが分からず、何を持って「良い」と判断するのか困ってしまいます。
スポーツチームが監督不在のまま「頑張って点取ろうか」と作戦もなしに戦いに挑むような感覚かもしれません。
建築で例えると、家づくりのコンセプトや設計も立てずにいきなり大工さんが木を切り始める感じでしょうか。

おそらくそれではお客様の心を動かすような良いクリエイティブをつくることは難しいため、ディレクション(方向づけ)はとても重要なステップになります。


Q. ディレクションはどうやって行われるのですか?

広告でいうクリエイティブディレクションは主に、すでに企業側で何かしらの経営課題があり、それを与えられた上で課題解決するためのクリエイティブを考えていきます。これはその企業・その課題によって異なるため、オリジナルで考えていきます。

しかし実際は、多くの企業ではその「課題」が何なのかが明確になっていることがあまりありません。
「課題」が分からない状態ですとクリエイティブディレクションに取り掛かることも難しくなります。
そのためオルタナクリエイツは、中小企業診断士という立場と知見を活かし、「課題」が明確でない場合はまずは「課題は何か?」を現状分析により把握し、どのように経営を進めていくかと戦略を立てるところからもお手伝いしています。



Q. 経営課題とはなんですか?「課題」と「問題」は何が違うのですか?

いま直面している"困っていること"は、ほとんどが「問題」です。
例えば、売り上げが伸びない・認知度が低い・商品の良さがお客様に伝わらない・利益率が低い・従業員のモチベーションが低い・人材が集まらない...などです。

それに対して「課題」というのは、「あるべき姿(理想・目標)」と「現状」との"ギャップを埋めるための取り組み"のことをいいます。もちろん、その「課題」というのは企業の今の状況やあるべき姿、達成までの目標期間などによって変わり、また、必ずしも答えはひとつではありません。例えば5つの問題が、1つの課題を達成することで解決することもあります。

「課題」がはっきりしていないときは、まずは「課題を明確にすること」がクリエイティブに取り組むに当たって非常に重要になります。
そのためオルタナクリエイツでは現在の状況に応じて、必要であれば経営戦略コンサルティングからお手伝いさせていただいています。



Q. 写真家なのに、なぜ中小企業診断士を取得したのですか?

私はIT系の企業に勤めるサラリーマン時代に、駅や電車内の"広告写真"に憧れて写真をはじめました。
修行中を含め、初めは大企業さんの広告写真撮影現場がほとんどでしたが、撮影の段階では戦略やディレクションが明確な状態でした。
しかし広告を含むマーケティング活動に不慣れな比較的小規模の企業さんからお問い合わせをいただくと、ほぼ経営戦略やディレクションなどはされていない状態で撮影依頼を受けるということがありました。それでは残念ながらせっかく費用をかけていただいても効果的なものが生まれず、「作るのが目的」というあまり好ましくない結果になることが多くありました。

そこで、クリエイティブに入る前工程がとても重要であることを多くの企業さんに知っていただくことを目的にコンサルティング業務をはじめましたが、「写真家」という肩書きではいまいちコンサル業に向かないなと思い、資格という分かりやすい肩書きを取得しました。(いわばこれは私の戦略です。)
おかげさまで知識や経験を得るだけでなく、これまでクリエイターとして活動していただけではお会い出来なかった方々にも出会うことができ、また、企業さんも安心してご相談いただける要素になりますのでとても良い取り組みであったなと感じています。


Q. ディレクションをしていますが、写真撮影だけでもお願いできますか?

もちろんです。お考えのコンセプトに対し、具体的にどのような写真を創作していけば良いかの相談(フォトディレクション)も可能です。


Q. SNSやブログを運営していますが、ネタに困っています。アドバイスいただけますか?

もちろんです。年間通したSNSの戦略立案や、投稿のタイミング、写真・動画撮影など、様々な角度でご相談いただいています。
SNSは継続性や発信していくコンセプトの設計が重要です。継続的にクリエイティブ戦略と撮影を年間通してお手伝いするサービスもしています。
SNS・デジタルサイネージ向け 「クリエイティブ戦略」&「撮影」サービス


Q. 下請けからの脱却をしたいのですが相談に乗っていただけますか?

もちろんです。まずはなぜそうお考えになられたのかをお聞かせください。その後、どのような方向性がよろしいのか一緒に考えていきましょう。


Q. 補助金などを受けることができたら嬉しいのですが当社でも受けられますか?

助成金・補助金のご相談もいただけます。まずはどのようなことをお考えかお聞かせください。


Q. 写真教室は、ビジネス向けのレッスンのみですか?

はい。広報部さんなどお仕事で写真撮影が必要で、上達したい方や企業さんのみにご受講いただけます。
ただ「キレイに撮影する」だけではなく、「何を伝えるか」を重点にレッスンしています。主にはSNSやブログ用のために学ばれる企業さんが多いですが、そのビジネスに合わせた発信内容や雰囲気についてもレッスン中にアドバイスさせていただいています。
オルタナクリエイツの写真教室 for Business


Q. 面白そうな事業を考えたんですけれど、聞いてもらえますか?

もちろんです。ワクワクしますね。






※FAQ(よくある質問)は、適宜更新してまいります。お楽しみに。




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About

こんにちは。
オルタナクリエイツです。

オルタナクリエイツは、広告写真家で中小企業診断士の佐治秀保が主宰するクリエイティブ&コンサルティングオフィスです。

「ワクワクするような」をテーマに、経営目線におけるブランディングや広告プロモーション戦略・ビジュアル面の方針策定(クリエイティブ・ディレクション)をはじめ、撮影・デザイン・コピーライティング・ロゴ制作・名刺・カタログ・Webサイトなどの実制作やビジネス向け写真講座まで、ビジネスの戦略&クリエイティブ・パートナーとして活動しています。

「収益性を向上したい」「ブランド力を高めたい」「従業員の写真撮影スキルを高めたい」などの経営の悩みから戦略を立て、顧客等のステークホルダーからのコミュニケーション(問い合わせ・購買・発注など)を創造するための"ワクワク!"できるようなクリエイティブを創作していきます。



Office & Studio Making Movie

Client Data

「クリエイター」×「中小企業診断士」の目で。

企業の経営戦略に、クリエイティブ戦略が重要視されるようになってきました。
しかし、実際にはクリエイティブについて苦手意識のある企業さんは多いように感じられます。

コンサルタントの国家資格である「中小企業診断士」は27,000名以上の登録があるようですが、その中でクリエイター出身は数える程度しか存在しないようで、まだまだ日本においてはクリエイティブと経営戦略はまだ少し距離があるように感じます。

ビジネスに有効であるクリエイティブな思考を経営戦略の視点に持ってくることで、実は解決できる課題が数多く存在しています。
クリエイターで中小企業診断士という一風変わった肩書きかもしれませんが、「ビジネスの役に立つ」クリエイティブを創出していきたいと考えています。

Profile

オルタナクリエイツ 代表

広告写真家 / 中小企業診断士(経営戦略・DX・クリエイティブコンサルタント)

佐治秀保 - SAJIHIDEYASU



名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、(株)NTTデータ入社。約5年間、主に金融機関向けのシステム開発やITコンサル・企画などに携わる。その後、都内広告代理店のコマーシャルフォトスタジオにて広告やファッション写真家として3年間の修行・活動を経て独立。
2010年、バックパッカーで26ヵ国の世界一周。
2011年より拠点を地元の名古屋に移し、写真と広告事務所NoThrow(ノースロー)設立。
2016年クリエイティブ&コンサルティングオフィスとしてオルタナクリエイツ設立。
プロモーション戦略立案のスキルアップのため中小企業診断士資格取得。
2018年より、(独)中小機構 実務支援アドバイザーとしても活動。
2021年に古いビルをフルリノベーションしたハナヤナギビルに移転とともに、「ビジネスの見える化で、強いビジネスをつくる。」をコンセプトとした経営戦略コンサルティング会社株式会社ビジネスのかんさつ設立。
2022年より、国際ファッション専門職大学非常勤講師就任。

美しいだけじゃない、企業さんのストーリーが伝わるクリエイティブを心掛けています。




Philosophy - 理念

「クリエイティブ戦略」を通じて、ワクワクする世の中を創造すること。




ただ、残念ながら。

ひとつひとつ丁寧にクリエイティブに取り組ませていただいているため、残念ながら年間にお引き受けできる案件数はあまり多くありません。またコスト面も考え、最適な最小人員で取り組んでおります。ただし、お引き受けさせていただいた場合は精一杯お役に立てるよう努めます。広告プロモーションや広報活動の方向性に悩み中の場合はご相談ください。

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