オルタナ広告研究部
これからのコンサルの役目について考えてみる。
-「AI時代のコンサル業界 消えるファーム、生き残るファーム」
[「AI時代のコンサル業界 消えるファーム、生き残るファーム」 (藤井 秀樹さん著)]
連日、AI関連の記事が新聞に載っていますが、AIには期待とその反面の不安があると思います。
不安の一つは、自分たちの仕事が取って代わられてしまうのではないこと。
正直、それはあると思います。
士業もAIによる代替可能性が記事に載ることもあります。
根拠の詳細は良くわかりませんが、AIによる代替可能性は、行政書士が93.1%、税理士が92.5%、公認会計士が85.9%などとかなりの高い数値のようです。(調査方法や時期によっても異なると思いますが)
代替可能性が低い士業としては弁護士が1.4%、そして中小企業診断士は0.2%とかなり低い数値のようです。
ただ、診断士の勉強をする中で、またはコンサル業務をする中で、そんなことはないだろうなと感じていました。
むしろAIを活用したいな、早く使えるAI出ないかなと思う業務も沢山あります。
そんな時この書籍に出会い、ついつい読み込んでしまいました。世の中の予想のアンチテーゼ。
「AI時代のコンサル業界 消えるファーム、生き残るファーム」
Amazon.co.jp
コンサルとして使えるAIはいつか。10年後?5年後?もしかして来年?
それによってもちろん仕事の一部が無くなるかもしれないけど、それは無くなるというより人間が時間を費やしてやることではなくなるということで、スピードも上がるし他のもっとも重要であるクリエイティブなコンサルに注力できるので僕としては嬉しいです。支援先の企業さんにとっても非常に良いことだと僕は予想しています。
だからこそ、コンサルはただのリサーチ屋や申請書の書き屋になるのではなく、人間の脳ミソにしかできないことを突き詰めないといけないですね。
よし。