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category: Movie
映画 THE FIRST SLAM DUNK
「THE FIRST」への期待と、ストーリーの奥行き。
THE FIRST SLAM DUNK ミッドランドスクエアシネマ
ミッドランドスクエアシネマさんで「THE FIRST SLAM DUNK」を観てきました。
最高。
当時リアルタイムで読んでいたスラムダンク。
何年も経った今でもたまに同世代の友人と飲みながらスラムダンクの話で盛り上がることもあります。
毎度思うのは、井上雄彦先生はどこまでストーリーを考えて描いていたのか。
例えば海南戦のセンター高砂がゴリに似た髪型にしたのは、
海南戦で花道が間違えてパスして終わることを意識して似た髪型にしたのか。とか。
考察がいつも楽しすぎます。
まさか新しく映画で観ることができるとは。嬉しすぎます。生きていてよかった。
お昼休みにみんなで体育館でバスケしてたなぁ。
The Birthdayからのはじまりに震えましたね。
公開から1週間くらいしてから観に行きましたが、めちゃくちゃ満員でした。
世代も国籍もいろいろ。お隣の席は外国の方、反対側はサラリーマンの方でした。
昔、フランスの本屋さんでスラムダンクの最終巻を立ち読みしたことがあって、
セリフはフランス語になっていましたが、それでも感動した覚えがあります。
(山王戦のラストのセリフがない場面は特に)
THE FIRST SLAM DUNK ミッドランドスクエアシネマ
「THE FIRST」の意味が気になるところで、
ポイントガード(1番)だからとか、No.1ガードだからとか、色々な説がありますよね。
山王戦でのリョータのリストバンドの意味に20数年越しにグッときましたね。
本当に、どこまでストーリーの奥行きを考えて描いていたのか、恐ろしいくらいです。
まだまだ本作では描かれていないストーリーが観れるかもしれないとなるとワクワクします。
THE FIRST SLAM DUNK WEBより
5番目?の赤木のストーリーまで全部観たいなぁ。
1年に1回くらい公開してくれると嬉しいですね。
とりあえず、もう1度全巻読んで、細かな描写も楽しむしかないですね。
ボヘミアン・ラプソディ – Queen
[映画『ボヘミアン・ラプソディー』]
前評判をほとんど耳に入れずに一人で観に行きましたが、時間の経過を忘れるほどそのストーリーと音楽に吸い込まれました。
オペラにロック、ゴスペル。
激しく、優しく、歌詞もなかなか謎。
常識からしたらメチャクチャなんだろうけど、なんでこんな美しく、惹き込まれるんでしょう。
当時のラジオ局はこの長尺をどう放送したんだろう。
ものすごいエンターテイナー。
だけど孤独で、ソロになって曲づくりやレコーディングで文句言う人が誰もいなくなったことに寂しくなったことをフレディがメンバーに告げるシーンが、人間味があって好きでした。
上映が終わった後、近くの席にいた人達と話したかったなぁ。
(シャイだからそんなことできないけど笑)
息子たちが少し大きくなって何か壁にぶつかった時、一緒に観たいなと思う映画でした。
ミリオン座でウィンストン・チャーチル。
[映画:ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 ミリオン座ポスター]
ここ数ヶ月、お恥ずかしいことに時間に追われてしまい映画館に行く余裕がなかったのですが、このGWにほっと一息観に行くことができました。
ゲイリーオールドマンや辻一弘さんはもちろん素晴らしいのですが、このリーダーたる故の孤独と決断力、話術はすごく勉強になりました。他人の意見も気になってしまうけど自分の心を強く持ち、非常時でも落ち着きウィットで紳士で美しい。夫婦像も理想です。
内部ばかりの意見だけでなく現場の声を改めて直接聞いてみる、というのはチャレンジを決断するためになくてはならない手段だと思います。経営も政治も現場に近い感覚が必要なんだと感じました。
ラストシーンは美しかったなぁ。光もカメラワークも素敵でした。
ミリオン座ってところも良かったかもですね。