オルタナ広告研究部
株式会社ほぼ日の上場と、わかりやすい言葉たちに学ぶ。
[2017/3/4 日本経済新聞 総合面]
糸井重里さんの「ほぼ日」がジャスダックに上場するにあたり、日経にインタビューが掲載されていました。
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人を一人雇うのは工場を一つ建てるのと同じようなもの。
法人も人間なので人格を持っている。
やってきたのは人が集う「場」づくり。育てたら小売業になっていた。
株主は家族に似ている。
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わかりやすい言葉で、わかりやすく伝えてくれる。
いつも糸井さんの言葉にはなんとも心惹かれます。
個人的には「ほぼ日」が上場するというのは意外な選択をしたような気もするけど、でもそれはそういう流れなんだろうなという気もする不思議な感じ。
マザーズじゃなくジャスダックというのもなんか合ってる感じがして良いです。
Webサイトでのあいさつ文も、糸井さんらしさがすごくて思いが伝わってきます。
→株式会社ほぼ日 社長あいさつ
ビートルズやエジソン・夏目漱石などの例えも、「やさしく、つよく、おもしろく。」という行動指針も力が抜けてて羨ましく嫉妬してしまうくらい。
小難しい言葉を並べるいわゆる「社長挨拶」なんて面白くともなんともないからボクにはよくわからない。
もしかしたらその「社長」も実際はよくわからず、それっぽいからという理由で作文している企業もあるかもしれない。
自分の考えを、自分のことばで伝えていくことってとても大切。
本当に思っていることを、むき出しでね。
ということを勝手ながら、勉強させていただいてます。
「いいこと考えた!」がクリエイティブの正体かぁ。
「なにをしてよころばれるんだろう」とか。
たしかに「いいこと考えた!」って時に撮った写真って、ずっと残る写真なんですよね。
素人の方にはわからないだろうけど光にすごくこだわってるんですとか、被写体が有名な人・モノだとか、お金がかかっているとか、もうそんなことに興味は唆られない時代になってきたような気がします。
時代なのか、ただ単にボクがいい歳になったからなのかな?
そんなことより、明日もいいことが思いつくといいなぁ。