オルタナ広告研究部
青い鳥と赤いソアラ。
– TBS WEBより
1997年のドラマ「青い鳥」。
当時は10代だったためか、豊川悦司さんと夏川結衣さんを取り巻く環境とそのストーリーに大人さを感じました。
前半と後半で大きく変わる展開もドキドキしましたが、夏川結衣さんが赤いスポーツカー(おそらくトヨタのソアラだと思いますが)を田舎町でかっ飛ばしたり、娘の誌織(鈴木杏さん)や義父や夫の佐野史郎さんと一緒の場面の振る舞い方など、パーソナリティが細部まで練られた引き込まれるドラマでした。
永作博美さんも前田吟さんなどキャスティングも魅力的でした。
一丁前に佐野史郎さんに同情もしたような記憶があります。
globeの「Wanderin’Destiny」も見事な演出でした。
脚本の野沢尚さんが亡くなった時は衝撃でした。
「恋人よ」や「眠れる森」もそうですが、静の中に動を感じる魅力的な脚本で思春期の心を揺さぶられました。
ソアラが懐かしいですね。
あの頃はトヨタのスポーツカーが複数車あり、ボクも初めて買った車はセリカでした。姉妹車のカレンに乗っている知人もいましたね。
なぜ赤いソアラだったんでしょう?
「青い鳥」との対比的な意味も含まれているのか。
いつまでも記憶に残るドラマです。
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