オルタナ広告研究部
国立新美術館10周年記念ウィーク 「NACT Colors」と「建築ツアー」
先日、六本木で数時間空きができたので国立新美術館に行ってみると、たまたまですが10周年記念ウィークが開催されていました。
平日の昼間だったのですが相変わらずお客さんが多かったです。美術館でこんなに人が多いのって珍しいことだと思いますが、それだけ魅力的なんでしょうね。
なかでも、建築家のエマニュエル・ムホーさんが手掛けた「国立新美術館の活動紹介」と称した「NACT Colors」に驚きました。
天井から西暦の数字が吊り下げられているだけなのですが、このシンプルでコンセプチュアルな展示に目と心を奪われました。
この日はたまたまカメラを持ち歩いていなかったのですが、珍しくスマホでバシャバシャ撮ってしまいました。
(あまりスマホで写真撮るのが上手くないので歯痒かった…)
この大量の数字のなかに、女の子と猫が紛れ込んでいて、それを必死で探してしまいました。笑
そんな遊び心もステキです。
そしてもう一つ、「建築ツアー」という国立新美術館の建物内外をガイドしていただき巡るツアーがあり、それにも参加させていただきました。
黒川紀章氏による国立新美術館の、空調や美術品の搬入搬出などの動線も考えられた洗練されていて機能的であるデザインを知ることができてとても楽しかったです。
レストランとカフェのある逆立ちコーンや入口の三角錐、窓ガラスの意味やその清掃方法、床に埋め込まれた空調や行燈のような照明など、バックヤードも見させて頂いたり、お腹いっぱいなツアーでした。
しかも建築ツアーに参加した人にはトートバッグまでいただけました。ラッキーですな。
次回は草間彌生さんの展示だそうで、3月からはミュシャだそうで、これまた六本木に通うしかないですな。笑
いろいろとインプットを頂いた素敵な1日でした。