オルタナ広告研究部
STRATEGY & CREATIVE.
100の企業があれば、100のプロモーション戦略がある。
みなさま、明けましておめでとうございます。
今年も何卒よろしくお願いします。
TOP画像やWORKSにも掲載しましたが、今年はレコード盤を作ってみました。(もちろんフェイクです 笑)
ボクのインスピレーションはだいたい音楽から受けるので、敬意を込めてあやかってみました。
今年のテーマは「STRATEGY & CREATIVE」。
「戦略とクリエイティブ」です。
日本の中小企業数の割合はなんと99.7%。いわゆる大企業は0.3%。
日本が元気になるためには中小企業(個人事業主さん含む)が盛り上がることが必要不可欠です。
ただ、中小企業さんは大企業さんと違い資金や人材・設備などが限られており、しかも不確実性が高まる世の中で今後のビジネスを成長させるには、今ある資源や強みを最大限に活かすための「戦略」の立案が欠かせません。
ボク自身、昔は何気なく写真を撮ったり、ただの好みかどうかでデザインしたりしていましたが、世の中のビジネスに触れれば触れるほど、広告をはじめとしたクリエイティブには「戦略」が必要であると強く感じてきました。
「戦略」というと小難しいように思えますが、例えばサッカーや野球などのスポーツでも、昨年将棋界で盛り上がりを見せてもらえた藤井聡太四段や羽生さんも、古くは戦国時代だって、戦略無くして良い勝負をすることはなかなかできません。
100の企業があれば、100のプロモーション戦略があります。
スポーツでもゲームでも、他のチームと同じ戦略で挑んでも上手くいかないですよね。残念ながらビジネスにおいても、「右へならえ」で上手くいっていた時代は終わってしまいました。
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ではどんなプロモーションをしていけばいいのでしょうか?
これからは、ただ単にキレイな写真やデザインを制作しても大して効果は生まれないかもしれません。
プロモーションツールも増え、一昔前に通じた手法は今は通じなくなっています。この数年の移り変わりは非常に早く、これからはもっと加速していくと予想されます。
大企業さんは何か商品やサービスを世の中に出す際、当たり前のように戦略(商品・価格・デザイン・プロモーション・販売方法、市場セグメント・ターゲティング・ポジショニングなど)を立てていますが、中小企業さんではどうしても勘に頼りがち&前例に慣いがちの傾向があります。
グローバル化が進んでいく中で海外の企業が国境を越えてきており、大企業さんも多様化していくニーズに対応すべくニッチな市場に手を伸ばすなど、ライバルはどんどん戦略的になってきています。
これからは、そのビジネスに合った商品展開や広告クリエイティブを、「経営戦略」を立てるところから考えることが必要不可欠になります。
そんな時代に柔軟に対応できるよう、オルタナクリエイツではより一層経営面から寄り添い、「戦略を立てたクリエイティブ」を提供できるよう努めていきます。
ワクワクする「クリエイティブ」と「経営戦略」を。
これからの企業のビジネス展開は、クリエイティブ・ディレクション(クリエイティブの方向性を決めること)が成長に大きく影響を与えていくと思います。
この「クリエイティブ」という素晴らしい力を使って、ビジネスを前進できるよう「戦略立案」からお手伝いしていきます。結構本気です。
ということで、ボクも頑張らないとですね。
経営は勉強すればするほど面白い。広告クリエイティブを追求していくたびに経営戦略の大切さにぶつかり、2016年・2017年は経営に関する勉学に多くの時間を費やしました。
出会ってきたどの企業さんのビジネスもとてもドラマチックで、人間くさいところにいつも心踊らされます。AIだIoTだと言っても、やはり人間が関わるドラマはドキドキワクワクします。
余談ですが、池井戸潤さんの作品やドラマはいつも面白いですね。
2018年も「心」を大切にして、写真やデザインは相変わらず、楽しく美しいクリエイティブでお手伝いをしていきたいと思います。