オルタナ広告研究部
日経新聞”私の履歴書” 高田賢三
– 世界は予想以上に広い。しかも多様で一つではない。
[2016/12/24 日本経済新聞 私の履歴書 高田賢三さん]
今月の私の履歴書が面白いです。
恥ずかしながらここ数ヶ月間、時間に追われてしまい私の履歴書を読めていませんでしたが、ケンゾーさんだと知り12月1日から読み始めました。
KENZOの広告はいつも目に付くし、なんだか気になる。
日本で流行っているようなふわっとした写真とはまるで対極的な雰囲気だけど実はすごくタイプです。ファッションフォトは楽しいですよね。
広告は目に付くけど高田賢三さんのルーツは知らなかったので、その波乱に満ちた人生が読めてとっても面白い。
芸術肌と、経営肌と。
時代や企業の成熟度によってもどんなタイプの経営がマッチしているかは変わるけど、芯はしっかり持ち、時代をつかんで、思いっきり遊んで楽しんで、素敵な人生が素敵な衣装を創るんだろうな。
船での渡仏の際に各国をまわり、様々な国の文化や風土や歴史によって「衣装」も様々なであることを感じ取られたようで毎日が新鮮だったよう。
『世界は予想以上に広い。しかも多様で一つではない。』
その経験が、「混ぜるのが好き」という賢三さんの作風になっているひとつの要因なのかな。ボクも◯◯×△△が大好き。そのためには多くの経験をすることはとても重要。
inputする才能とoutputする才能が秀でていて、その芸術性と経営のストーリーが面白いです。
あと数日で終わってしまうのが悲しいなぁ。
- 前の記事:« Foster The People “Pumped up Kicks”
- 次の記事:写真教室の受付を再開しました。 »